コンクリートあれこれ~その4~ 【強度②※水の影響】

おはようございます。
工事部のチカラです♪

そろそろ沖縄の桜も花びらを咲かせる頃になったでしょうか。
最近は少し日が長くなった気がします。
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ご存知の方もいるかと思いますが。。。
本日はカレーの日、全国の小中学校の給食で、一斉にカレーが出るといわれています。
1982年に全国学校栄養士協議会が学校給食開始35周年を記念して1月22日の給食のメニューをカレーにすることに決めて以来、そうなったそうです。
今回の「コンクリートあれこれ」はもう少しコンクリートの強度についてや養生方法などをご説明させていただきます。

【コンクリートの強度②※水の影響】
前回、コンクリートがどれくらいの圧縮力に耐えられるか説明致しました。

コンクリートの強度を出すためには定められた配合方法や、それぞれの材料の量を守る事が大事なのですが、その中でも強度に大きく影響をあたえるのが『水』です。

コンクリートは水とセメントが水和反応を起こして硬化します。
セメントが水和反応をおこすのに必要な水量は約40%といわれています。
建築では一般的に使用されている水の量は、セメント量に対して40%~65%といわれていますが、40%以上の水は余った水となり、硬化後その余った水が蒸発し、空げきができてしまい、乾燥収縮によるひび割れを誘発してしまいます。※空隙と言っても、実際は「毛細管空隙」と言って目では確認できないほど、細かなもの。

なのでセメント量に対して水が多いと、コンクリートは強度低くなり、
逆に水が少ないと、強度低下を抑える事が出来るのです。
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しかし、ただ単に水の量を減らしてしまうと流動性(施工性)が悪くなり、コンクリートが隅々まで行きわたらなくなったり、途中でつっかえたりして、充填不良が起こります。
かと言って、現場で水を加えたりるすと強度低下の原因になるので、もちろん現場では加水してはいけません。

この場合、配合上でコンクリートの柔らかさ(スランプ)を決め、工場でその柔らかさにしてもらうか、高性能AE減水剤などの添加剤を加えるなどして流動性を保ち、強度低下を防ぎます。
コンクリートは打設後、水和反応で硬化する際に熱を発生させながら強度を上げていきます。
初期硬化時(一週間)のうちは急激に強度が上がり、所定強度の50%近くになったりします。
ですが、何もしないと急な乾燥によりコンクリートは収縮しひび割れを誘発してしまいます。
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その乾燥によるひび割れを防止するためにも、打設後約1週間は散水を行いながらコンクリートを湿潤状態に保つことが大事とされています。
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工場などで作られたコンクリート製品は蒸気を用いて熱と水分を与える養生方法もあります。
工場から出荷されたフレッシュコンクリート(生コンクリート)の強度確保するにあたり、『水』は打設後硬化し始めるまで大敵ですが、その以降は必要不可欠な存在となります。

コンクリートにとって『水』がどれほど影響をあたえるか、ご理解いただけましたでしょうか?

次回も強度についてもう少し触れていきたいと思います。

乞うご期待☆

以上、現場のチカラでした。

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